ひさびさに、おうちネタです。
我が家は「高断熱高気密」とまではいかず、「中断熱・高気密」住宅。
初めての冬と夏の両方を経験して思う事。
高断熱・高気密住宅のキーポイントは「夏」だね。
高断熱・高気密とは、つまり、すごーく断熱して、すごーく気密性がいいという事。つまり、屋内で発生する「熱」も逃さない!!冬ならいいんだよ。それで。だが。。夏はそうはいかない。生活熱というものは馬鹿にならない熱量。台所は当然。ガスもしくはIH。炊飯器なんか使うとモーレツ熱い。そのほかにPC・TVなど。人間が数人いるだけでも発熱はする。
うちなんか、対面式のキッチンにして、リビングとキッチンがつながってるからもう大変。キッチンの熱がリビングにも侵入。キッチンはクローズ(リビングとキッチン分離)にすれば良かったよと後悔。
つまり、締め切って冷房をかけても思いのほか部屋が暑い。この猛暑を経験して、冬は思った程暖房機器に頼らなくてもそれなりに過ごせた事に納得が行く。
一番判断に迷ったのは、窓の量。我が家はペアの防犯ガラスを採用。(ガラスについてはくわしくは後日)窓ガラス。性能によって色々種類があるけど。。思いの他高いんだよね。単価が。特にサッシの部分にこだわると。
南向きのリビングは大きめの窓を取り付けたが部屋の面積に比べると窓量は控えめ。その分耐震壁をたっぷりとってもらった。その南向きのリビング。冬は「窓。もっと沢山つければよかった。これじゃ少し暗くない?」と思っていましたが、夏は、「窓。これぐらいで良かったよ。この窓、本当に断熱窓?」陽が射している床を触るとかなり熱い。とにかく窓の傍というか陽射しがあるところが暑い。窓がないエリアはアツアツという程ではないのです。
そして、ほとんど窓を設けなかった(法律で定められた最低限の採光を確保する程度)東南の和室が。冬は「ほとんど真っ暗なんですが。窓もっとつければ良かった(涙)」ところが夏は「あー。この部屋の方がリビングより涼しいよ。」
断熱性を重視するなら窓は少なめがいいみたいです。ただ、実際に暖かくても陽の光がないと寒く感じてしまうのが不思議な人間の心理。でも、どんなに性能のいい窓をとりつけても、壁に比べると窓は当然に断熱性は劣ります。寒さ暑さにこだわるなら窓は控えめがいいでしょう。但し、窓が少ないという事は陽ざしだけではなく風通しも控えめということになります。
日差しもたっぷり欲しいけど、断熱も欲しい。という我がままな私にはどうすれば良かったのかの結論はいまだつかず。ただ、夏はこのままでは暑いということが判明したので、来年はヨシズをつけるとか、ゴーヤなどで緑化を図るとか事前に色々準備したいです。
最近は年中窓締め切りで生活する「24時間空調管理」スタイルが流行りですから窓が少なめのおうちが多いみたいです。
ちなみに、我が家のリビング&キッチンは合計で14畳ほど。広さに適したエアコンを設置して設定温度28℃だと暑い。今年の夏は26℃設定ぐらいで過ごしました。
断熱性に優れている新居と旦那が自信満々だったので夏はエアコン28℃設定でもラクラク過ごせると思っていたのでがっかりです。
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